レスポールにコイルタップは不要!という結論
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から、更に深堀りしていくとGibsonP94というピックアップに出会えた。
いや~知らなかったです。これは衝撃の出会いでした。
P90をハムバッカーサイズに作ったピックアップP94。調べた情報によるとP90より、更にもうちょいハム寄りの音らしく、まさに「おおおおお!これは?!」です。
GIBSON ( ギブソン ) / P-94T Humbucker-Sized P-90 Chrome
P94の後ろに「T」と「R」があって、P94T=トレブル(リア用)、P94R=リズム(フロント用)ということです。(トグルスイッチプレートに書かれてる、アノ区分ですね。)
あちこち調べてみると、かなり評判が良くて、シングルの鋭さとハム太さを合わせもつ・・という。
Gibson P-94Tは、ギブソンの有名なP-90スタイルのシングルコイル・ピックアップを伝統的なハムバッカー・サイズのハウジングに搭載しています。
伝統的なハムバッカー・ピックアップをP-94Tに置き換える場合、ギターに追加の改造や変更は必要ありません。
P-94Tは、伝説的なP-90の内部で使用されているものと同じく、ヴィンテージ同様のエナメル・コーティングされた配線とアルニコ5マグネットを搭載しています。
従来のシングルコイル・ピックアップよりもサスティンと出力が高められ、深い低域、うなり声のような中音域と焼け焦がすような高音域をもたらしてくれます。
- ソリッド・ボディ・ギターでは、アンプを容易にオーバードライブさせたり、ボリュームを下げてクリーン・サウンドを得られるP94の魅力をお試しください。
- アーチトップ・ギターでは、滑らかなジャズ・リフのリッチでフルなトーンをご堪能いただけます。
- P94R(ネック・ポジション)は逆極性で、P94T(ブリッジ)と組み合わせて使用するとハム・フリー・オペレーションが可能です。各P94にはシールド処理された3芯リード線が結線されており、不要なマイクロフォニック・フィードバックから保護するために完全にワックス・ポッティング(ワックス含侵)が施されています。
- 出力: 9.8kΩ
- ポジション:フロント・ブリッジ両用
- マグネット:アルニコV
- 配線:2芯
- 詳細:ハムバッカー・サイズに収められた50年代の記念碑的トーン、ウォーム、ソウルフル!
Gibson公式サイトより
https://gibson.jp/gear/p-94t-humbucker-sized-p-90-single-coil-pickup
この、公式サイトの解説を読んでいると、ゾクゾクしてきますね。
「うおおおお!出力 9.8kΩかよ?!」的な。笑
「深い低域、うなり声のような中音域と焼け焦がすような高音域」・・ヤバい・・ヤバすぎる。笑
まさにP90を更にちょっとハム寄りにしたイメージ。。
でも、残念ながら肝心の音源がなかなか見つからない。
音ばかりは聞いてみないとなんとも言えないし、他人が良いと言っても、自分が気に入るかどうかはそれぞれですしね。
そんなこんなで探していたら、GibsonP94の対抗馬で、セイモアダンカンのPhat Catというピックアップの音源を見つけました。
GibsonP94ではないけれど、同列系の音と思われるダンカンPhat CatとギブソンのGibson・57Classicとの弾き比べ! この動画は面白い。
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かなり好みの音!!こんな感じのブルースフレーズには、クリーンも歪も最高じゃないか?!
でも、この動画だけでは、判断できないけれど、Phat Catはピチピチの若くてかな~りいい女系。これに対して57クラシックの方が倍音が多くてねっとり熟女系の色っぽさを感じる。。やっぱりGibsonの音って、官能的で本当に好きだなって思う。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SPH90-1b Phat Cat Bridge Nickel
うーん、でもダンカンPhat Catも、かなりいいので、ますますGibsonP94を入れてみたい気がして来る。
ルックス的にもカバードより、Gibsonのようなブラックのボビンが見えた方が好みですし・・・一つ目小僧みたいなルックスがええ。笑
で、Amazonで検索してたら「中華製」のP94を発見。過去に中華製(Yibuy)のP90をストラトに入れてみた経緯から、中華製でもそこそこ使えるのではないか?と淡い期待を。。。笑
値段は3500円ほどなので、まぁ、試してみるのは悪くない。いい音だったらラッキーじゃん!ぐらいのつもりで、Amazonでポチって見ました。(Yibuyではない、無名の中華製のやつ)
ふぅ・・ここまでが前置きです。笑
レスポール・カスタムに中華製P94(タイプ)を入れてみた
届きました。カスタムに合わせて、ゴールドを選びました。めちゃカッコいいじゃん。ww
P90のように、ボディに直接マウントするネジ穴が開いているのが謎だけど。。笑
P90系ということで、キャパシタも333を用意しました。
キャパシタ交換から
Gibson、オリジナルを外します。
裸にしても、カッコいいなぁ。。
では、中華製P94系を入れていきます。
渋い!うん。渋い。ww
カッチリ、エスカッションにハマりますね。
ポットにはんだ付け。
ジャーーーン!!激シブ!ひとつ目の「エヴァ・零号機」のようなシブさ・・(よく分からんww)
Instagram用ww
ブログヘッダー用・・w
とりあえず、カッコいいので、写真多めに撮っておきます。
と、、、ここまで来まして。
プラグインして、音出し!
↓↓↓の写真を見て、お察しくださいませ。笑笑笑
なんというか、、、同じ中華製でも、YibuyのP90のような、キレの良さもなく・・・金属的で、ただ、硬くて細い、、汚い歪。。二度と聞きたくないようなひどい音でした・・涙
これ、好みの問題なので、良い悪いではないです。Amazonのコメ見てたら「いい音になった!」という人も居るわけで。。
ただ、自分的には「Gibsonレスポールから、こんな音がするのはありえない」「無理」というぐらい、嫌な音だったんです。。(一生忘れないぐらいのインパクトあったわ。)
本当なら、iRigで録音しておけば、ネタになったのだろうけど、、鳥肌が立つぐらい嫌だったんですよ。。1秒でも早く外したい感じ。笑
この大好きな、レスポールから、こんな音を出させては申し訳なさすぎる! ということで、秒で元に戻しました。笑
ハムバッカー特有のこもった感じを何とかしたい
で、結局いつものGibson57クラシックに戻ったのだけれど、もう一息、抜けが欲しいと思い、折角なので、102でハイパス組んで、本日の所は一旦終了。
オレンジドロップの102でハイパス入れたら、かなり音の抜けが改善。倍音の豊かさはしっかり残したままクリーンも歪もかなりスッキリぬけて理想の音に近づきました。
となると、やっぱり、本物GibsonのP94を入れてみないと、この話は終わらなそうですね。
ただ、このカスタムには、やっぱりオリジナルの57クラシックのままが良い気もしてきました。
となると、このカスタムの次はキャパシタ。
今、付けてみたのがオレンジドロップの600Vの022。
このオレンジドロップの600V、ストラトの047だと、P90ですんごく好みの音が出ているのだけれど、万能ではないんですね。レスポールの022のオレンジドロップは、ちょっと自分がイメージしているレスポールの音じゃないんです。
抜けは良くなったけれど、冷たいというか、硬めというか・・よそよそしいというか・・あとちょっとなんですけどね。
もっとねちっこく、エロい音を出したいんです。レスポールですから。
候補はビタミンQ,BumbleBee(バンブルビー)か
あれこれググっていくと、レスポールにビンテージの音を求めるなら、フィルムのキャパシタより「オイルコンデンサー」がいいという声が圧倒的に多い。しかも022,400V BumbleBeeというのがビンテージの音のベースになっているみたい。
この400Vというのがかなり大事なポイントのようです。
これも、試してみないと「自分がイメージしている音なのか?」は分からないですが、、
今後、このレスポールカスタムには一旦このまま57ハムを載せて使うことを前提として、最良のキャパシタを探すという方向になりそうです。
でも、BumbleBee見ると数万円ですもんね。滝汗
ま、これはこれで、気長にいろいろ試して行こうと思います。
となると?
P94を載せるのに、もう1本レスポールが必要ということか???
沼ですね。笑
ということで、こちらへ続きます。