「中国製造の安ギターは使えない」というイメージでしたが、このDonnerは別格でした。
以前にも、ストラトタイプのSSHのDonnerをいっとき所有していたことがあって、Fenderと比べても、全然負けていない良い音が出てたので、この「Donner」というメーカー、かなり好印象でした。
※SSHって、案外バランス悪いギターが多くて。F,Cと比べてRの設定が難しいけど、「Donner」のSSHは各ピックアップのバランスがめちゃ良かった。
で、たまたまAmazonで、このセミアコDJP-1000R見かけて、気になってYouTubeで、検索したらかなりええ音してる。笑
チェリー・サンバースト・ブラックの3色から選べる(基本線、しっかり押さえてんじゃん。笑)
もちろん、Gibsonの335と比べたら、音は違うけど、なにせ値段は1/10以下ですから。笑
Gibsonの現行の335が450,000円に対して、このDonnerちゃんは34,000円です。音や弾きやすさに10倍差があるか?といったら、全然そんなことなくて、かなり使えるレベル。
ぶっちゃけ、エピフォンの6~7万円台の335より、鳴る!!という秀逸さ。
変な癖もなく、ネックも、フレットも弾きやすい。いや、文句ないでしょう。(フレットはかなり平であまりRがついてない感じ。でも、嫌じゃない。)
しかも、ピックアップはフロント・リヤともにコイルスプリットできて、これは・・・使い勝手良すぎやん。笑
ルックス的には、ヘッドに刻まれた大文字の「DONNER」というロゴが、ちょっとデリカシー無い感じだけれど・・笑 まぁ、許す。
ボディー色、チェリーを選んだのだけど、実際にはGibsonのチェリーとは全く色味がことなり、BBが、ルシールを持つ前に使っていた、濃いワインレッドの335みたいな色合いで、全然悪くない。 かなりくすんで、暗めのワインレッドです。
ネックも太すぎず、細すぎずしっかりしてるし、安ギター特有のフレットのバリもない。見た目も、弾いた感じも、音も3万円のセミアコとは、とても思えんです。
音の差は、セッティングでどうにでもなる範囲には、十分入ってきてる。
すげぇな。。中国製もここまで来たか。。
ということで、ルシールと並んで記念写真を。笑
もちろん、並べて弾き比べたら、Gibsonとは明らかに音は違う。
物足りなさがないわけではない。特に歪ませると、音の粒が荒く、ざらっとした感じがするけれど、「ひどい音」「安っぽい音」「使えない音」という感じではないです。
ちゃんとエアー感、箱鳴り感も出ていて、全然、使える音なのが、スゴイ。
ピックガードとノブをお気に入りのやつに変えてみたら、なかなかええ感じにキマリました。
ボディはメイプル、ネックはマホガニー、ローズ指板、とのことだが、エボニーのような黒さ。(エボニーほど艶はないし、目が粗い感じはするけど、遠目でみたら、エボニーっぽく見える。
ええやん!
チューナーはグローバータイプの半月型。特別回しにくいとか、チューニングが狂いやすいという感じははく、普通に機能してます。
箱モノを初めて試したいという方には、イチオシの1本です。
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Donner DJP-1000R