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Myギター・機材

Gibson Super Lucille 2003
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

年明けから、335熱が高まりすぎている2024年です。

Gibson Super Lucille 2003
とうとう、ここにたどり着きました。(たどり着いてしまった・・感、ありあり)

このモデルは2003年に67本のみ製造された、B.B.Kingシグネイチャーモデルで、通常の白っぽい色のインレイではなく、7色に輝く「アバロンシェル(あわび貝)のインレイ。

Gibson Super Lucille 2003 Gibson Super Lucille 2003

めっちゃレアでしょ?!
フレットのインレイもレインボー・アバロン(あわび)です。

Gibson Super Lucille 2003
ボディもブラックに金色っぽいラメが入っています。
オシャレなBBっぽさ満載。

Gibson Super Lucille 2003

重量は5kgと、335系にしては、かなり重め。

カタログでは、4.5キロ前後の表記になってますが、ヘルスメーター載せたら5kgあるやん!!

レスカス以上に重たいですが・・この重たさがかなりイイ!

データによると、ルシールはネック、センターブロック共にメイプルなのだそう。

通常Gibsonのネックはマホガニーだけど、ライブ本数が圧倒的に多いBBは、丈夫なネックが欲しかったのでは?と言われているようです。

ネックがマホと記載されているデータも良く見かけるので、正確にはわからないのと、この2003年モデルにメイプルが採用されているかは不明です。

でも、音の立ち上がりがめちゃ早いので、ペイプル×エボニーのような気がします。

センターブロックがメイプル・・というのも、この「身の詰まった音」を体感すると、なるほど・・という感じですね。

※この2003年のスーパールシールに関しては、ほぼWeb上に詳しい記述が残っていないです。。Gibson博士:ギターバイヤーの増田さん(https://twitter.com/keimsd)に聞いてみたい・・笑

近年のレギュラーラインのES-335はネックが細目で、音も細いです。(ピックのアタック負けする感じが否めない)ですが、このBBモデルは太目のネックで、アタック負けしない。個人的にはかなり好みです。やはり、ネックが太い方が音もしっかりした太い音が出るように感じます。

指板はエボニーで引き締まった音が出ます。

BBのプレイを見ていると、通常のピッキングもめちゃアタック強いし、高い所からガツンと振り下ろしたりしてパワフルです。

あの弾き方で、ギターを鳴らしきる感じと、ソフトに撫でるようなピッキングとの緩急の差がすごい。。

まさに、「あのプレイ」に呼応するために作られたギター・・という感じがします。

Gibson Super Lucille 2003

ピックアップに関してですが、今度、弦交換するときに外してみてみますが・・・この年代のルシールは490Rと498Tと思われます。(最新のルシールはカスタムバッカー積んでるっぽいですね。)

それにしても、全体から漂うオーラが半端ない。。

Gibson Super Lucille 2003

↑↑↑
ピックガードの下方、バインディングが外れかかって浮いていたので、瞬間接着剤で直しました。

インレイがレインボーカラーのアバロンシェル(あわび)で、インパクトと高級感がすごいです。

Gibson Super Lucille 2003
Gibson Super Lucille 2003

肝心なサウンドですが、、

ヤバい!

の一言。

散々弾き込んできたレギュラーラインのES335と、比べ物にならないほど、音が太いです。ずっしり。

それでいて、クリーン~クランチ~ドライブ・・どれも、めっちゃ良く抜けます。ヌケが素晴らしくいい。もう、これは何も触らず、「このまま」弾きます。ゴメンナサイ・・という感じ。

クリーン・クランチのブルースから、普通にロックできる。ガツガツに攻められる1本でした。FRのミックストーンは色気があって、半端なくええ音します。

本当に鳴る個体と出会えた時の、泣きそうになるあの感覚です。

Gibson Super Lucille 2003

ちなみに・・

レスポールと並べると、レスポールが子供に見える・・笑

圧倒的な存在感です。

Gibson Super Lucille 2003

ということで、当分はこればっかり弾きそう。。笑

Gibson Super Lucille 2003

Gibson Super Lucille 2003殿・・
これから、末永く宜しくお願いします。m(_ _)m

追記

あくまで、自分が所有しているギターの中での比較ですが、このルシールをガッツリ弾いてみて感じたのは音の傾向は、レスポールカスタムを弾いてる感覚とかなり近い。

↓↓↓

Gibson Lespaul Castom2001
  • アタックのニュアンス
  • 音の立ち上がりの早さ
  • 歪ませたときの暴れ具合
  • ミッド・ローの太さ
  • 突き抜けるハイ
  • エロチックで色っぽいミックストーン

クリーン・クランチ・ドライブのどれも、このレスポールを弾いてるときの感覚ととても似ています。

ルシールは、形こそ335ですが、音の方向性は335とは全く異なり、レスカスに近い感じ。

335特有の「エアー感のある音」ではなく、レスカスのような「クールで、シャープで、身の詰まった音」です。(LPスタンダードの暖かさとも違う感じ。エボニー指板の影響が大きいのだと思います。)

この音は、たまらなく良く、「攻めたくなる」ギターですね。

ブルースのみならず、ハードなロック系までガツガツいける1本だと感じました。

私自身、数多くのルシールやレスポールを弾き比べてきている訳ではないので、総論ではなく、あくまで「このルシール」と「このレスカス」ということで捉えて頂ければと思います。

 

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