今日のカスタマイズがBacchus IKEBE ORIGINAL HST-24SSHの最終回。
今日のミッションは
1)中途半端で終わっていたピックガードを完成させる
2)もともとSSHのリアハムにコイルタップポットがついていたので、コイルタップポットをそのまま利用して7wayに配線してみる
です。
前回までのあらすじはコチラ。
ストラト5wayは通常モードでは、F/F+C/C/C+R/Rの5wayですが、タップをONにすると、F+Rのミックストーンが出せるのに加えて、F+C+Rのトリプルマイクオンが出せるようにカスタマイズしてみました。
ピックガード作成
前回、P90用の穴を大きく開けすぎて、ダメダメだったので作り直すことに。。
↓↓↓
はさみでカットできる薄手の「べっ甲柄ピックガード」をAmazonで仕入れました。
SCUD ピックガードシート、アコースティックギター用 赤べっ甲柄 F-PGRT
アコギに貼り付けるタイプのピックガードですね。はさみでカットできるというのがスバラシイ♪
前回採寸した型紙に合わせてカットしました。
切り抜いたところ。曲線部分をよく見ると・・・だけれど、まぁ十分でしょう。笑
これを、大元のピックガードに貼り合わせます。
形が決まったので、ピックガードに穴あけ
ノブ穴、ビス穴を開けていきます。
取付、OKですね^^
タップスイッチを使って5way→7wayのレインボートーンに改造!
さていよいよここからは配線を。
もともとが、S-S-Hだったので、リアハム用にタップポットがついていたので、これを利用して、5way→7wayにカスタマイズします。
【Before】
ボックス型の5wayセレクタなので、左からリア・センター・フロントのピックアップ端子と、真ん中二つがcommon端子になっているので、真ん中二つから、ボリュームポットにつないであります。
トーンポットは、全ピックアップ共通のマスター1発配線です。
【After】
黒いクロスワイヤーが、新しく加えた配線です。一つがcommon→ポットの一番下の端子へ。もう一本がフロントの端子につないでポットスイッチに。
この配線だと、タップしたときに、フロントのみ、フロント+センター、3ピックアップ全て、フロント+リアのMIXというセレクターになります。
これを、リア端子につなげるとリアのみ、リア+センター、3ピックアップ全て、フロント+リアのMIXというセレクターになります。
ワイヤーの距離的に1cmも変わらないので、フロントを活かすかリアを活かすかは、はんだ付けだけで、いつでも変更できます。
ストラトタイプだと、ハーフトーンはフロント・センター、センター・リアしか出せないですが、これでポットスイッチONの時に、フロント・リアのMIXと、フロント・センター・リアの3ピックアップMIXの音が出せます。
こんな配線図になります。
※画像出典:https://www.rittor-music.co.jp/haisen/
折角P90を入れたなら、フロント・リアのMIXは絶対欲しいところだけれど、P90のツーピックアップだと、センターピックップでのカッティングやリードが弾けない。
このセンターピックアップ単体の音って、結構使うし、好きな音なので、フロント・リアミックスを優先してP90×2のみで行くか、センターを取るならフロント・リアMIXは諦めて、ストラトタイプの5Wayで行くかの二拓にいつも悩んでいたのだけれど。
ポットスイッチを入れることで、ポットスイッチONの時に、フロント・リアのMIXに加えフロント・センター・リアの3ピックアップMIXの音が出せるようになります。この配線なら、欲しい音全てが1本で網羅!となりました。
いや、これはマジ嬉しい!!
P90の位置決めして、組み立て
配線終了です。
各セレクター毎のピックアップの組合わせ音チェックもOKなので、組み立てていきまっしょい!
P90をピックカバーの穴ピッタリに設置する作戦ww♪
ピッタリハマりました。P90を、ボディーに本止めしていきます。
ねじ込みました。
P90-S-P90の7wayレインボートーン完成です。
とうとう、Bacchus IKEBE ORIGINAL HST-24SSHのカスタマイズ、3回目で求めていた音が出せる、ストラトに生まれ変わりました~♪
嬉しいので、写真いっぱい。。笑
このルックス、かなり好みですね。
P90の色に合わせて、ノブ類もクリーム色に。この色、べっ甲のピックアップと良く似合います。
もういいっすよね?笑
まとめ
タップスイッチの入ったボリュームポットは弾いている時に触ってしまって、ボリュームがすぐ動いてしまうので、ノブ外しました。この方が、タップのプッシュ・プルも使いやすいです。
ボリュームに金属ノブもつけてみたのですが、なんか結局イマイチで。。基本的にボリューム奏法とか、やらないので自分的にはこの「むき出し」でOKですね。
今後の課題としては、コイルタップのポットは「プッシュ・プル式」だと、ストラトのノブの形は、滑ってプルしにくいです。ピックを持ったまま、中指・薬指・小指で、「プル」するの・・・どうやっても無理。結局親指の出番になるわけで・・ピックどうする?問題ですね。
という訳で、他のストラト君たちは「プッシュ・プッシュ式」のポットにしたいと思いました。これ、曲の途中で、サクッと切り替えるには、絶対に大事だと思います。
ミニスイッチつけちゃうというのも使いやすそうですけどね。
5wayのストラト・・それぞれにタップスイッチつけて、7wayにカスタマイズしたいなぁ。
配線に関しては、こちらを参考にしました。感謝!感謝!!
Rittor Music 「ストラトキャスター」魅惑のレインボー・トーンに挑戦しよう