Blitz BES-STD by Aria ProⅡはES335タイプのセットネック仕様のセミアコースティックギター。
Yahoo!のフリマで見つけて購入!
あまりの美しさに一目ぼれでした。
購入時の状態(オリジナルのままで使われていました)で弾いたらむちゃくちゃ良く鳴る個体で、びっくり!!
最近、あたり個体を引き寄せてる感あります。笑
安くてめちゃ鳴るギターと出会えると、単純に嬉しい!
スペック(入手時のオリジナルの状態)
Ariaの公式サイトに記載されていたBES-STDのスペックです。(BES-STDってBritzのESタイプ、スタンダード・・というところだろうか?)
- BodyMaple
- NeckMaple, Set-Neck
- FingerboardRosewood
- Frets22F
- Scale628 mm
- PickupsMH-1 Humbucking x 2
- Controls2 Volume, 2 Tone, 3-Way PU Selector SW
- TailpieceGBD Bridge, GTP Tailpiece
- HardwareChrome
- FinishWR(Wine Red), BS(Brown Sunburst), BK(Black)
BES-STDは、
・ワインレッド
・サンバースト
・エボニー(ブラック)
の3色展開。
残念ながら、2025年2月時点では、既に生産終了となっているモデルです。
こんなにいい音するなら、エボニー(ブラック)も欲しい!!
ってか、売り手からしたら、逆にコスパが合わないのか。。笑





Gibsonのsixties charryを彷彿させる、シースルーのチェリーレッド。
杢目も美しく、目立つ傷もない。これで3万円は、コスパ最強だろう。笑
ES335のコピーモデルランクで言えば、BurnyのSRSA(RSA)65より、格下になるのだろうけど、安定のAriaProⅡだけあって、ボディーもネックもフレットの状態もすこぶるいいです。
生鳴りもいいので、これは「Magiスペシャル」にカスタムするっきゃないなと。笑
カスタマイズ箇所
- PU リヤ:Gibson BurstBacker2
- PU フロント:Duncan SH-2n Jazz(4芯)
- トラスロッドカバー:CUTOM
- テールピース:BigsbyB7
- ブリッジ:Musiclily ABR-1 Tune-O-Matic(弦ピッチ:10.4mm;スタッド間隔:74mm)
- CUSTOM MADE Plate
- ペグ:GOTOH/SG301-MG-20-GG-L3+R3(マグナムロック)
- ボリュームポット(フロント):コイルスプリットpush-pullスイッチ付きのSCUD CTS-500k Aカーブ
- キャパシタ:Vitamin Q 0.022uF 400V オイルコンデンサー Russian Military
- ノブ:スピードノブ→リフレクターハット型ノブ
- トグルノブ:ホワイト→アンバー
- ピックガードブランケット:scud ATB-GS
- ピックガード:Pleroo Custom Guitar Pickgaurd
以上





ごめんなさいっ。笑
BBKing ルシール宜しく、バックパネル開けさせてもらいました。
楽器としての価値・・云々の議論は別として、ルシールのあの激鳴りを弾いてしまうと、「335にバックパネル開けたら音がどうこう・・」って、議論・・関係ねーじゃん。というのが自分の中での結論です。
バックパネルの樹脂(プラ版0.5mmで作成)に、くりぬいた部分のメイプルボディーを貼り付けて、ねじ止めしているので、パネルを閉じると、切れ目はあるものの樹脂だけではなく、ちゃんとボディー材で閉じられている状態になってます。
Bfore→Afterで音の劣化は感じられず。
これで、リペアショップに持ち込まずとも、自分で普通にPU交換や電装系のメンテができます。
※さすがに、本家Gibsonの335には、バックパネル加工・・やらないけど・・笑

SH-2nは4芯なので、フロントのみコイルスプリットできるようにしてます。
ちなみに・・Gibson系のギターで、レスポールは、それぞれフロントをダンカンのSH-1n、ES335はSH-2n Jazzに変えてます。
フロントPUをスプリットした音は、ストラトのフロントと比べると線が細いけど、カッティングやアルペジオ時に、シングル系のサウンドバリエーションが作れる。
とくにフロントスプリットさせたFRのMIXトーン(Rのボリュームを8ぐらいにちょっとだけ絞る)はめちゃ使える。
大抵の曲はGibson1本で網羅できちゃうので、このカスタマイズは自分のなかで必須&すっかり定番の組み合わせ。
ルシールを除くすべてのギターが「フロント・ダンカン」「リヤ・Gibsonバーストバッカー2」という本仕様に落ち着きました。
※ルシールは、流石に恐れ多くて触ってないです。490Rと490Tの2芯のままです。バリトーンスイッチで、音色変えられるしね。




ペグは一度Groverのキーストンを付けたけど、GOTOH/SG301-MG-20-GG-L3+R3(マグナムロック 1:18)に変更。
GOTHOペグのチューニングの精度は、マジで半端ない。
Grover社もKLUSON社も秀逸だけど、精度とピッチの正確さ、使いやすさは世界に誇る「GOTOH」が頭一つ抜きんでていると実感します。
しかも、GOTOHの方が安いし。笑

カスタマイズ終了。かなり良きです^^
Gibsonの335と比べると、ミッド、ローの押し出しが少し弱いのと、巻弦を鳴らした時の食いつきがややソフト。
とはいえ、全然遜色なく、良い音出てる。セッティング追い込んだらめちゃ好みの音になりました。
これなら、ガツガツ弾けるし、気兼ねなくヒコーキ載せて持ち歩ける。
やっぱ、Gibsonはバカ高いから・・・盗難や事故を考えると、怖くて家から持ち出せないものね。
でもね・・・正直、Gibsonのあの値段に対しての「出来のムラ」を考えると、国産メーカーの質の高さと安定感、ピッチ、音の良さ、プレイアビリティ・・どれをとっても全然Gibsonに負けてないと思う。AriaもBurnyも。
いろんな意見あるだろうけど、ブラインドで聞いたら、絶対分からないって!本当にわかるか?って思う。
ここまで来るとフジゲンのレスポールとセミアコも絶対に試したい。。
ブランドじゃなくて、ブラインドで選んだ方が、断然いい楽器と出会える気がしてくる。
結局は「Gibson」というロゴにどれだけこだわるのか、、じゃない?
まぁ、カッコいいんだけどね。笑
話、それるけどFenderもJapanの方が全然コンディションも音も良かったし・・もう、USA神話を追いかけなくていいかな・・って気もする。
最後に使用パーツを紹介しておきます
SCUD ( スカッド ) / CTS-A500-PPL
GOTOH ( ゴトー ) / SG301-MG-20-L3R3-Gold(20ボタンね。。この半月のカタチ)
