こちら、レスポールカスタムの弐号機です。
前回、レスポールカスタムの初号機に中華製のP94を入れて失敗したので、初号機は57クラシックに戻しました。
今回はこの弐号機のフロントにGibsonオリジナルのP94を載せていきます。(メルカリ・・ありがたいよ!)リヤには498Tの組み合わせです。
P94のゴールドは既に廃版になっていて、新規では手に入らないので、ゲットできてめちゃめちゃ良かったです!
レスポールスタンダードはバーストバッカーPro(ネック)とバーストバッカー#2(ブリッジ)で、キャパシタをビタミンQに変えてカスタマイズ完了。
レスポールカスタム1号機は57クラシック2発にバンブルビーのレプリカの組み合わせでカスタマイズ完了。
この2本は、自分の理想の音に辿り着いたので、今回このレスポールカスタム弐号機にはP94と498Tの組み合わせで載せていこうと思います。
このレスカスは3弦の14フレットにデッドポイントがあり、この音だけが、鳴りが今一つ・・というちょっと手のかかる子です。
思い切ってピックアップ交換で、バランス変わるかな?と考えてみました。
P94・・やはりGibsonオリジナルは中華製と全然違いますね。笑
498Tもかなりお手頃な値段でゴールドのものを見つけられました。
実際に載せ替えてみると、どちらの音も、ギンギンに太い・・笑
かなり骨太な音になりました。デッドポイントは幾分解消されたかな・・3弦の14フレットの音がサスティン途中でプツンと切れてしまうのはなくなったので良しとしましょう。
Amのブルース弾くときはこの音、要になるので鳴ってくれないとフレーズの組み立てができない。。
で、Gibson本家のP94 ですが、P90と比べると、遥かにパワーがあって、ハム寄りの音です。
おそらく、音だけ聞いていると、シングルとは思えないほど音に芯があって、太い音で普通にハムバッカーの音に感じると思います。
ただし、P90ほど倍音が豊かに響かない感じがしました。実音がビンビン鳴る感じ。なので、P90 がハムバッカーサイズになっただけ・・と思うと大違い。全く別のピックアップという印象です。
498Tもマッチドワイヤリングのピックアップなので、2つのボビンが均等にワイヤリングされている機種ですから、アンマッチドワイヤリングのバーストバッカー系と比べると、倍音少な目で、実音ガッツリな印象です。
ということで、このカスタムは「実音で勝負のカスタム」という感じになりました。
クリーントーンや軽いクランチより、歪ませたときにいい感じの1本・・ですね。ファズかけた時の498Tのヒステリックな音は、これはこれでかなり魅力的です。
なので、クリーントーンよりは「歪」が映える感じですね。
でも、自分的にはクリーンのF+Rミックスのあの色っぽい音がかな~り好きなので、今回のチューンナップは一旦ここまでで、また改めて考えたいと思います。
とはいえ、P94の「ひとつ目小僧」のような、このルックス・・なかなかカッコいいです。笑
わざわざ違うギターを複数持つ理由は、
■それぞれの個性(個体差)での面白みを活かしたい
→全く同じ音を求めるのでは意味が無い
と思うんです。
でも、
■どれを弾いても自分の最高にお気に入りの音が出て欲しい・・
という考えにすぐに寄って行ってしまう自分が居ます。
これは結論が出ませんが、まぁピックアップ交換にはそれなりにお金もかかることだし、一旦はこのままでいきます。
かなりいい音出てますしね。
一昨年までは、ストラトの音が好きで好きで、レスポールは音が太すぎて使いにくい・・と思っていた自分が居ます。
が、バーストバッカーや、57クラシックのキャパシタを交換したあたりから、いきなりレスポールの音、色っぽいわ~~!!って感じるようになったので。
好みはこの先も変わっていくかもしれないし、もっと気に入った音に出会えるのかもしれない・・と思うと、やはりこれからも、いろいろと試してみたいとは思います。
とはいっても、今のところネックにBB#1ブリッジにBB#2の組み合わせ(レスポールカスタム参号機)が自分の中ではどのセッティングでも、最も気に入った音が出せる・・と感じてます。(この参号機にビグスビー載せたい・・笑)
あ、あとお気に入りと言えば、GibsonのP90×2発の組み合わせですね。この倍音の量と尖った暴れ方は最高です。ヒスコレの音はかなり色っぽくてヤバいです。
いずれにしても、ピックアップとキャパシタは沼ですね。。とうぶん抜け出せそうにありません。。w