ヤフオクで入手したストラトのカスタマイズです。
【Before】
↑↑↑ヤフオクで売られていた時の写真
↓↓↓ネック交換&P90を3発入れて、レリック加工を施しました。
【After】
最初は、一旦P90を2発で組んでみました。こちらの記事ですね。
P90はフロントとリアのMIXトーンがとりわけ綺麗なので、一旦はフロンとリアの2発で行くつもりだったのだけれど、2ピックアップだと、センター単体の音が出せないのが寂しい。
でも、センターピックアップを入れて、3ピックアップ・5wayにすると、フロント・リアのミックスが出せない。実は、オリジナルのストラトもC+R,F+Cのハーフトーンが個人的にはあまり好きではないんです。
理想は、それぞれ独立したピックアップ単体の音と、フロント・リアのミックスが出せるギター。。なのだけど、そんなの構造上、無理じゃん・・
でも、なんとか両立できないのか?と探していて、見つけたのがコレ。
「スイッチポットを使えば、5wayに加えて、F+Rのミックストーン、F+C+Rのミックストーンが出せる」という夢のような配線。
それがこちら↓↓↓
自分で、何度も配線図を書いたら、しっかり理解できました^^
もう、感極まって、いてもたってもいられない。笑
ということで、P90をもう1機増設して、3発作戦決行です。
やっぱりP90×3発にする~!
まずは、マウント時に綺麗にはめられるように、P90のバネを仕込んで、プラスチック版に一旦ネジで仮止めしておきます。Magi式?・・笑)
一度、3wayスイッチに替えてしまったので、再び5wayスイッチに戻します。
ボックスタイプのセレクタースイッチ、中国製は⑦、⑧のコモン端子が、1個にまとまってます。
左から④⑤⑥、コモン、①②③の順に並んでます。
中国製=粗悪品というのはひと昔前の話だと思っていて。確かに、日本人の感覚でいくと、アバウトな部分はあるし、出来・不出来のムラも多いのは事実。
とはいえ、多くのギターメーカーや、部品メーカーの下請けは実際のところ中国で回っていて、数々のOEMを作っている技術は持っているわけで、全てが悪いわけではないと思っています。
ポット類をピックガードに取り付け。ボリュームのところに、タップスイッチを持ってきました。ストラトのノブはハット型なので、プッシュ・プルだと、どうしても滑る。曲中では使いにくいです。
そこで、今回は250K,プッシュ・プッシュを入れました。プッシュ・プッシュ型なら、押しポンで、ON/OFFできるので、これなら問題なく使えるという結論です。
Musiclily Proブラスミリ規格フルサイズ
スプリットシャフトプッシュ・プッシュスイッチ付き コントロールギターポット
個人的には、「ミニスイッチ」が一番操作しやすいかな・・ポットにスイッチ機能を複合させると、ON・OFF時に、ボリュームやトーンの設定まで変えてしまう可能性のあるわけで。
ARIA ProのS-S-Hのストラトは、リヤのハムのコイルタップスイッチは、ミニスイッチが別途ついていて、めちゃ使いやすい・・
今後は、ミニスイッチという手も、視野に入れて改造していこうと思います。
さて、ピックガードにポットを組み込みます。今回はボリュームノブのところに、タップスイッチを持ってきました。
フロントとリアが逆になっていないか?リアだけつないで、ピックアップをドライバーでコツコツしてみて、セレクターの位置と通電を確認します。OKですねーー^^
これ、やっておかないと組み上げてから「逆?!」みたいなこと、よくあるので。笑
あとは、配線図通りに線をつないで、はんだ付けしていきます。
キャパシタはオレンジドロップのP90用の033にしました。(この画像、キャパシタのアースをボリュームポットにつないでますが、間違いですね。汗。。
トーン1⇔トーン2につなぎ直しました。
組上げる前にサウンドチェック
セレクター⇔各ピックアップとトーンが全て間違いなくつながったか?仮で弦を張って、サウンド最終チェック。
OKなので、組んでいきます。ここで、P90の”Magi式”仮止め作戦のおかげで、最適な位置に配置できます。
なにせ、ストラトのシングルのようにピックガードにぶら下がってないので、ボディーへの位置が1~2mmズレると、ピックガードを被せたときにP90が傾いてしまい、後で高さ調節ができなくなってしまうので。
位置が決まったら、ボディーに本止めします。
OK!キレイに決まりました!
ストラトにP90×3発・・なかなかルックスもいいw
うん。なんか、強そう。。笑
なかなか、ルックス渋くて、カッコイイ感じの1本になりました。やはり、白ピックガードには、クリーム色のソープバーより、黒の方が、引き締まって見えますね。
あとは、弾きながら、時間をかかけて微調整して、ベストな状態に追い込んでいきます。
なんちゃってレリックも施し、いい感じに仕上がりました。では、早速音出しです。
P90×3発搭載完了→音出ししてみました!
ヤフオクキャスターのカスタマイズお品書き・・・
・ヤフオクキャスター・・・7500円
・ネック交換・・・4000円
・P90×3発・・・3000円
・オレンジドロップ033・・・1400円
・タップスイッチ(push/push)・・・2000円
計:17900円ほど。
タップスイッチで5wayに加え、
F+Rのミックス
F +C+Rのミックス
が出るようにカスタマイズしました。
動画の音は
→R
→R+C
→C
→C+F
→F
→F+R
→F+C+R
の順で鳴らしてます。
クラプトン先生の曲は
→R
→C
→F
→F+R
→F+C+R
最後のドライブ系は
バッキングR ソロC の音です。
これは、弾き込んで、育てたいなぁ。。
やっぱり、P90の音、好きだわ・・・